フランキンセンスの香りで蒸気吸入をしました。
しばらくしたら、鼻水が出て、鼻がすっきりしました^^
さて、フランキンセンスは乳香とかオリバナムとも言われます。
乳香を英語でフランキンセンスといい、古いフランス語で「ほんとうの香り」という
意味だそうです。
オリバナム(Olibanum)とは、「レバノン産の油」ということからきているようです。
フランキンセンスの原産地は中東です。
カンラン科という落葉性喬木の皮を削いで、そこからにじみ出てきた樹脂から精油は抽出されます。
フランキンセンスは古代から珍重されていた精油で、宗教儀式などでも用いられてきました。
古代エジプトの壁画にも神に香りを捧げているところが描かれています。
また、新約聖書には、イエスキリストの誕生の際に、黄金とミルラ(没薬)の香りとともに捧げられたとも記されています。
宗教儀式などにも使われていた香りですから、心や身体の浄化に役立ちます。
また、呼吸を落ち着かせ、心を慰め、不安や強迫観念などを和らげる香りです。
身体に対しては、呼吸器系の不調に役立ちます。
鼻かぜやせき、気管支炎、咽頭炎の緩和に役立ちます。
そして、肌に対しても、すばらしい働きをしてくれます。
皮膚の強壮剤となり、皮脂分泌のバランスも良くします。
シワや老化肌が気になる方におすすめです。
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さて、もう5~6年くらい前になるでしょうか、アロマテラピーの講座を受講中、
オーガニックのフランキンセンスの香りをかいで、突然、『私はエジプトで瞑想していた』というビジョンが浮かびました。
そのときの香りを思い出したような気がしました。
それまでにも、フランキンセンスの香りを嗅いだことは何度もあったのに、
なぜそのときに思ったのかわかりません。
オーガニックだったからでしょうか?
香りの妖精が、この香りの神聖さに気づくようにと、私にメッセージをくれたのでしょうか?
あるいは、私という人間と魂をつなげようとしてくれたのでしょうか?
今もなお、限られた人だけが乳香を採取することができます。
「ベドウィン」と呼ばれる砂漠の民達は代々砂漠に住み、今も神聖なフランキンセンスの木を護っています。
現代、多くの人がアロマテラピーという形で、香りと関わることができるようになりました。
アロマテラピーは植物や自然という大いなる神と私たち人間が触れ合うことができる
とても現代的で、簡単なツールです。
香りをかぐことで、私たちは神と繫がっている、神聖な存在だということを知ることができます。
私は、ただ、身体が楽になる、心が癒される、というようなものだけでなく、
もっと香りの聖なる部分も大切にしてアロマテラピーと関わりたいと思っています。
なぜなら、その思いが、私たちの魂を安らかにし、すばらしい喜びを与えてくれるからです。