心は、いつも動きます。
喜んだり、悲しんだり、怒ったりします。
もし心という雲のような実体のない変動するものを、ただ傍観することができるようになると、人はどれだけ心に左右されて生きているかということに気づかされます。
楽しいことやうれしいこと、心がウキウキすることは、人にとってマイナスにはならないけれど、それでも心は動いています。
私たちは意識体です。
意識は、大きな空のようなものです。
空(そら)は空(くう)です。
そこへ雲がやってきます。
それが、感情です。
雲は、気圧や湿度などの変化で現れたり、消えたりします。
その元になるものは、空間に存在するけれど、それが白い雲になるのか、入道雲になるのか、雨雲になるのか、雷雲になるのかは、その時次第です。
心が動き、感情が湧き上がるのも、それと同じです。
そして、それは永遠ではなく、また風が吹き、気圧などが変化すれば、また消えていきます。
私たちは、何者でしょうか?
もし、あらわれる雲が自分であると思っているならば、いつまでも心がさまよい、悩みはつきません。
私たちは、空(くう)なのです。
雲には意味はありません。
☆☆☆LOVE&LIGHT☆☆☆
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